食品の安全性から環境問題まで「こだわり」
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 ■ 2004年3月14日(日) 吉野熊野新聞 2面
熊野商工会議所は12日、同所2階会議室で「熊野灘地域活性化策講演会」を開催。約20人の出席者を前に、講師にあたった近畿大学の岩村淳一氏が地域の今後について具体的な提案を行なった。
 岩村教授は自らの体験談を中心に講話を展開。6月に予定される熊野古道の世界遺産登録にちなみ、観光客の増加が見込まれているが「訪問者が駅に降りたとき、何か変わったもの・魅力あるものが置いてあれば、自然とお金が落ちていく。それを作り出すことが出来るかどうか」などの課題を提案した。
 また、生産事業の一環として「五千万平方メートル規模の温室を建設し、室内にはユニット化した生産、加工スペースを設置。それを地元や地元出身の起業家に貸し出す。簡単な温度管理なら高齢者にも任せられ、雇用の拡大にもつながる」と次々と持論を展開した。
 また、燻製作りの第一人者井上利夫氏を例に挙げ「ものづくりをして規模を広げていくには戦略が大事。戦略なくしては戦えない」とも話し、続けて「よりよい熊野をどうすれば次の世代につなげていけるか。常に考えることでひらめきが出てくる。情熱を持って取り組めば必ずよい結果が出るはず。次の世代に財産を残す意味でも「これでもか」との情熱を持って取り組んで下さい。」締めくくった。
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